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2008年11月27日 (木)

永住ビザ取得!

 今朝、10:20、ビザ仲介業社から、ビザ取得できて、パスポートが戻ってきた、と連絡がありました。神様に本当に感謝します。

 10月になって、アメリカに始まり、英国とヨーロッパを巻き込み、次第に世界に拡がる世界的経済破綻と、そして、同じ月、英国の移民の受け入れを厳しくすると、内務省移民局担当大臣による異例のテレビ・ニュースでの発言が相次ぎ、ただでさえ難しいビザ取得の、それも永住ビザ、となると本当に狭き狭き門でした。神様に委ねて、大枠では平安でしたが、もし取得できなかったらどうするか、ということも、静かに考え始めていました。

 戻ってきたパスポートに貼られている永住ビザ発給は、11月16日付け、となっています。

 16日は日曜でした。この16日と次の日曜の2週に亘って、ルカ福音書8章の『会堂長ヤイロの娘の救い』と『長血の女の救い』の話が、主日説教箇所でした。長血の女に関わっている間に、手遅れで死んでしまった娘の父親ヤイロに、「恐れるな、ただ信ぜよ」、と言われました。ヨハネ福音書11章では、同じように、ラザロという男の死にイエス様が間に合わなかった記事があります。もう死んでしまった友でもあるラザロの死に際して、こう言われました。:「ラザロは死んだのだ。わたしがその場に居合わせなかったのは、あなたがたにとってよかった。あなたがたが信じるようになるためである。さあ、彼のところへ行こう」。青年時代に使っていた私の聖書には、この言葉の箇所に自分で疑問符を書き込んだ跡があります。

 ヤイロの娘の死を告げに来た者も、ラザロの姉妹も、主イエスに、もう少し早く来てくださったら、愛する者は、助かったかもしれない、と恨めしげに悲しみを語ります。そして、ラザロの葬られた洞穴の墓に入ろうとする主イエスに向かって、ラザロの姉妹が、「主よ、4日もたっていますから、もうにおいます」、と言いました。そのとき、主は、「もし信じるなら、神の栄光が見られると、言っておいたではないか」、と応えられました。

 なぜ、手遅れになっても、信じ続けるのか。いや、信じ続けるのではなく、その絶望に押し潰されることなく、新たに信じなおすのです。もう人間には不可能の状況、限界の状態、そこで、なお信じるのです。そのとき、自分の限界ゆえに、信じて神により頼む者に、神は限界を越えさせてくださり、不可能を可能にしてくださるのです。

 一見、不利益になるようなことが起こっても、たとえ、さらに厳しい状況の中に置かれても、だからこそ、主に堅く立って、信仰をもって、前向きに乗り切ろうとする。それは、主が共に居てくださると信じるからこそ出来ることです。

 ビザの更新と永住ビザ取得しなければならない、この10月のタイミングに、そのことに対するすべての状況は、人間の目からは不可能に近く、本当に厳しいものでした。しかし、だからこそ、もう神様しかなかったのです。もう、この状況の中で、全知全能の神が働いてくださらない限り、ビザ取得はあり得ませんでした。

 もし、ビザ取得がならなかったら、数日で国外退去の命令が出されていたかも知れません。それなのに、12月の計画を立て、3月の計画を立てる中で、平安な心を保たせてくださった主に本当に感謝しかありません。取得できなったとしても、この心の平常さをもって、健全な魂で生きる毎日が送れたことは、自分で出来たことではありません。主の支えと、守りがあったからです。

 その主の御心を信じ、祈っていたのは、私一人ではありませんでした。多くの方が日本で、英国で、欧州で、神様に祈りをささげてくださっていました。

 今日、午後、ビザを取りに街の中心に出たとき、帰りの道で、知り合いの二人のキリスト者にたまたま会いました。それも別々の所で。けれども、お二人とも、開口一番、「ビザどうなりました?」ということでした。何という主にある愛に、私は囲まれ、支えられているのか、と新たに感動が沸き起こりました。結果をお知らせすると、二人は自分のことのように喜んでくださいました。

 このビザ取得は、私のロンドンを中心とする宣教活動の大きな力です。単に、具体的な滞在許可という以上に、このことをなさせてくださった神様からの後押し・承認に違いないと確信するからです。それは、これからも、いや、今まで以上に、主のために働くことの、漲(みなぎ)り湧き溢れる力の源泉です。

 あと1ヶ月で50歳になります。洗礼を受けて26年、本当にこの信仰によって、50歳になっても、こんなに新鮮で嬉しい生きる感覚、そして死さえも喜ばしく思える人生観を持てて、本当に良かったです。この永遠に朽ちない宝を一人でも多くの人々に伝えて行きたいと願います。

 主イエスに感謝し、祈りをもって支えてくださった方々にあらためて感謝します。

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