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2009年1月 5日 (月)

エピファニー・シーズン

「ある日を他の日よりも尊ぶ人もいれば、すべての日を同じように考える人もいます。それは、各自が自分の心の確信に基づいて決めるべきことです。特定の日を重んじる人は主のために重んじる。」 ローマの信徒への手紙14:5,6

 12月25日をイエス・キリストの誕生日として、お祝いするようになったのは、キリスト信仰をローマ帝国の国教に定めたコンスタンティヌス皇帝の時、すなわち、紀元330年頃だと言われる。だから、正確なご降誕日は、定かではありません。カトリック教会や東方教会では、キリスト教暦が明確で、どの聖人の日が何日であるか、とまで定まっています。しかし、プロテスタント教会、特に改革派、長老派では、クリスマスやイースター、ペンテコステまた宗教改革記念日はお祝いしますが、昇天日、三位一体記念日、アドベント、レントの期間を特に覚えず、また、それに伴うアドベント・クランツのろうそくや、クリスマス・ツリーも飾らない教会も少なくありません。もちろん、神のみ子、贖い主、主イエス・キリストがこの世にお生まれになったことを感謝し、お祝いする信仰は篤くあります。しかし、元日(元旦)礼拝となると、ほとんど聖書的根拠がなく、異教の国・日本の慣習を、キリスト信仰者の群れで、取り込んだに過ぎません。

 キリスト信仰において、アドベントの季節をクリスマス・シーズンとすると、クリスマス日(25日)の後はどうなるのか、と言いますと、あえて言うなら、エピファニー・シーズンということになるかと思います。エピファニーは、主の公現日(あるいは顕現日)と呼び、当方の三賢人(博士)が、神のみ子がこの世に現れた初臨をお祝いするために、赤星に導かれて、ナザレにやって来たとき、とされています。つまり、12月と1月上旬は、連続したクリスマス。そして、25日を分水嶺としてあえて分けると、前をクリスマス・シーズン、後をエピファニー・シーズンということになるのです。

 ですから、私たちも元日礼拝を行いましたが、元日礼拝は年の初めという信仰にほとんど関係のない意味よりも、聖書に従うなら、お生まれになった日から数えて、8日目(25日も含む)の主イエス様の割礼の日となるのです。あえて、1月1日をこじつければ。

 しかし、全世界への宣教の中で、それぞれの国や地域で、その地の慣習や、異教文化を飲み込んで、キリスト信仰化して来た人類の歴史の中で、日本という異教の国での最大の祝いの日、元旦を、主の年の初めの日に、神を讃える礼拝を捧げることにしたのは、また悪いことではないと思います。

 セント・バーナバス教会日本語礼拝も、昨年は教会に集う方々から元日礼拝をぜひやりましょう、という積極的な声が上がったので、私の前のフラット(借家)の居間で、15人ほどが集まって元日礼拝をしました。今年は、私の新しいフラットが4畳半一間ということもあって、前もって、セント・バーナバス教会のヘンリー牧師に相談していたところ、快く1月1日を日本人にとって大切な元日礼拝のために使いなさい、という許可が出たのです。このことの恵みへの感謝は本当に心からいたします。というのも、例年、セント・バーナバス教会では、12月31日の“ウォッチ・ナイト”という新年への秒読みのための深夜礼拝があって、年末のクリスマス・イベントは、おしまい、ということで、1月1日は、教会大掃除の日となっていたのです。けれども、日本語礼拝で、“日本人にとって大切な元日礼拝”をするということで、大掃除の日を3日(土)にずらしてくださったのです。そして、1月1日は、寒いかも知れないからと、暖房も1時間ほど前から入れていただき、台所も自由に使えて、業務用の大きなコーヒー・メーカーも使い放題で、もちろん、いつものように、さまざまな道具、器具、設備を提供してもらったのです。それも無料で!何という祝福でしょうか。私たちは本当に恵まれた群れです。

 その3日(土)は、大掃除には参加できませんでした。まだまだ日本語礼拝のお正月イベントが続いていたのです。私たちの群れに、ほとんど毎週、礼拝出席くださる、ナイジェリアのツンジ&ジョイスご夫妻が、ご自宅での新年パーティーに、私たち全員を招いてくださったのです。これも2年連続の恒例のイベントとなります。ツンジ&ジョイス夫妻は、ご主人がナイジェリア出身で、奥様が南米ガイアナの出身。大の親日家で、実はツンジ氏は、ナイジェリア現国王の弟です。いつもきちっとした服装と背筋の伸びたエレガントなお二人で、しかも暖かく誰をも包み込む包容力を持っておられます。この日は、私の誕生日であることを知られて、密かにバースデー・パーティーをも兼ねて、お手製のケーキも用意してもらいました。30名ほどのホーム・パーティーでした。

 翌日、4日は今年最初の主日。いつもより少ない12名出席。聖餐もありました。

 他にも、

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