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2009年8月 1日 (土)

急遽一時帰国

日本時間の7月13日(月)午前10時20分に、一人の信仰者が天に召されました。この方とは、25年来のお付き合いがあり、教会の長老(役員)を長年務められた尊敬する信仰の先輩で、私は「おとうさん」と呼ばせていただいていました。

連絡を受けたのは、英国時間の14日(火)未明でした。葬儀が15日(水)東京であると聞き、教会の役員の方のお手を煩わして航空券を手配してもらおうとしましたが、夏休みということもあって、思うようなチケットが手に入れられませんでした。

結局、遺(のこ)された奥様(「おかあさん」)に電話で、葬儀には間に合わないこと、けれども一週間以内に挨拶にお伺いすることを告げました。そして、7月22日(水)に帰国しました。

初めてお会いしたのは、私がまだ20代半ばで、神学校に入る前から、そして、神学校時代も、大変お世話になりました。日本の教会での牧師としての働きをしていた12,3年の間も、毎年のように、帰省するのは、大阪の実家というより、関東のその長老ご家族のお家でした。2人の立派な息子さん(私の友人でもある)がおられますが、私も家族のようにして接していただきました。2003年からロンドンでの邦人伝道を始めてからも、支援会のお仕事をずっとお手伝いしていただき、心強い祈りと共に具体的に支えてくださっていました。

さらに遡って、20年以上前に召された別の長老の遺された“畏神愛人”(神を畏れ人を愛す:おそらく文語訳聖書、ペテロの前の書 第二章十七節、「なんぢら凡ての人を敬ひ、兄弟を愛し、神を畏れ、王を尊べ」、から取られたのではないでしょうか)の書を大切にされていました。そして、その言葉通りに、教会の長老としての職務を全うされました。定年後に就かれた仕事場の仲間に、その生き方を示して、キリスト者として影響を与え、伝道されたのも、本当にこの長老らしい信仰の姿勢でした。

一般に、『虎は死して皮を留め、人は死して名を残す』と、言われます。しかし、キリスト者は死んで初めてその人が、自分の名誉功績を残そうとしたのか、主を証しして生き切ったのかが、如実に浮かび上がってきます。私も死んだときに、「目に見えない神は、生きているときも、また死んでも、この人と一緒におられる」、そう言われたら本望です。

主はこの長老を通して、多くの方々に、とりわけ二人のご子息たちとその家族、そして私に信仰とそのあり方を教えてくださいました。言い換えれば、はっきりと私たちにキリスト信仰はバトンタッチされたのです。お孫さんの一人は、今大学生で、教会の日曜学校の教師をなさり始められたばかりです。

またこのような生き方のできる信仰者を育むのが、この世の教会の使命でもあると思います。横のつながりの拡がりをもって、真っ直ぐ神を仰ぐ。そんな教会になれたら、そしてそういう教会が増えれば、と願います。

短い二泊三日を、「おかあさん」と過ごし、故人を想いました。その後、駆け足で大阪の私の実の両親と、三重の妹家族に会い、私の支援会の会長でもある小峯先生が牧される岐阜加納教会の新会堂竣工記念礼拝に出席しました。そして、7月28日(火)夕方、ロンドンに戻りました。

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